骨粗鬆症の検査、治療 ~飲み薬以外の治療もあります~
「自分の骨密度を知りたい」「骨粗鬆症の飲み薬を飲むのが大変」「薬で骨は強くなっているのかな?」などのお悩みはありませんか?
骨密度測定は、レントゲン装置を使用し、短時間(撮影、解析とも数秒)で調べることができます。レントゲン装置はDRを使用していますので(沖縄県内のクリニックでは珍しいようです)、被ばく線量も少なく抑えることができます。
お薬による治療を行っている方は、定期的に骨密度を評価する必要があります。よく使用されているビスホスホネート系のお薬は、長期にわたり使用していると、顎骨壊死などの副作用の危険性があります。骨密度を測定し、お薬を飲む必要がなくなったら、速やかに仕様中止、休薬することで、合併症を防ぐことができます(その後も定期的に骨密度測定し、再開するタイミングも検討できます)。
また、骨粗鬆症の飲み薬は、
・朝起きた直後に
・コップ一杯(約180ml)で
・飲んだ後は30分は食事を取らない
・飲んだ後に横にならない
など、少々面倒くさい制限があります。
当院では、月一回の注射薬(ボンビバ)を採用していますので、月一回の受診時に注射を受けていただけば、飲み薬のわずらわしさからは開放されます。なお、初回注射のときは、院内でしばらく経過観察をさせていただきます。
「定期的に骨密度を測定する」
「月1回の注射で治療する」
どちらも当院で可能です。ぜひご相談ください。