【ダイエット】「体重を減らさなければならない」方へのご提案

高血圧、高脂血症、脂肪肝、関節への負担・・・体重を減らせば、ダイエットをすれば、改善、解決するはずなのに、なかなか体重が減らないとお悩みの方はたくさんおられると思います。

私は「痩せ薬」というものは「ない」と思っています。

適正な食事量、適正な運動。摂取と消費がバランスよく成り立つことで、適正な体重に近づくことができます。

「食べた分、運動する」というのは、実は非常に難しく、カロリーを接種するのは簡単ですが、その分を消費するには、大変な運動量が必要です。また「毎食減らしているのに痩せない」という方は、間食をしたり、残り物がもったいないと食べてしまったりしていることがままあります。

摂取カロリーが多い方は、摂取カロリーを下げることが、問題解決の第1段階となります。しかし、これが実に難しい。

当院では、食事療法がうまくいかない方のダイエットのお手伝いとして、いくつかの方法をご提案しています。

・漢方による体質改善
・GLP-1受動態作動薬による食欲のコントロール

但し、いずれの方法も、「高度の肥満(BMI35程度が目安ですが、ご相談ください)」「食事療法がうまくいかない」という方へのご提案になります。「適正体重だけど更に痩せたい」という方にはお勧めしておりません。

【漢方による方法】
・太りにくい体質を作る
・いわゆる「水太り」に対する水分量の調整

【GLP-1受動態作動薬による方法】
・食欲をコントロールした上で、摂取カロリー量を制限

GLP-1受動態作動薬による方法は「メディカルダイエット」などと取り上げられていますが、「飲めば痩せる」というものではなく、食欲をコントロールした上で、摂取カロリーを制限することで体重減量を実現します。「食事量制限のお手伝い」という位置づけになります。

また、副作用のリスクもありますので、安全に治療を進められるよう、使用前に診察、検査などを行い、使用中も定期通院をしていただきます。

いずれの方法も、自費診療となります。

ダイエットがうまくいかない方、ぜひご相談ください。

院長 鈴木 全