院内処方を行っています
ひさまつクリニックは、総合診療(内科、外科)と皮膚科の外来診療を行っていますが、できる限り、院内処方で対応できるように頑張っています。
院内処方は、患者さんにとって、診察後すぐに院内でお薬を受け取ることできる、薬の説明を医師から直接受けることができるなどのメリットがあります。
先程「頑張っています」と書きましたが、実は、新型コロナウイルス感染症の流行などの不安定な社会情勢により、新規開業の診療所には、十分な薬の供給がありません。処方する頻度の高いお薬の中にも、当院で準備できない物があり、そのような場合には、お手数をおかけいたしますが、院外処方として調剤薬局さんで受け取っていただくことになります。
なお、当院で採用しているお薬は、いずれも「長く使われているもの」で、新薬はほとんどありません。お薬は「新しければ良い」というものではありません。長く使われているお薬は効果が確認されているもので、副作用の情報も蓄積されています。医師も十分な処方経験がありますので、安心して使っていただけるようしっかり説明をしてお出ししています。
さて、このような記事を書いているのですが、院長は、お薬をたくさん処方することが好きではありません。
とくに内科系の病気では、お薬をできるだけ少なくするよう工夫しています。但し、闇雲におくすりを減らすのではなく、"Choosing Wisely(賢く選択する)"という考え方で、患者さんと一緒に考え、調整を行います。
一方で、皮膚科では、できるだけ十分な外用薬が処方できるように工夫しています。医療保険では、処方できる量が決まっているのですが、それを理解した上で、患者さんの状態が改善するように調整をしています。
「医師からしっかり説明を受けた上で利用したい」
「薬が多すぎる」
などのご希望がある方、ぜひご相談ください。
ひさまつクリニック
院長 鈴木 全